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日帰り手術後、追加手術が必要になる理由

切除したリンパ節と同じだけのバイパスが作れるわけではない

切除したリンパ節と同じだけのバイパスが作れるわけではない

がん治療によりリンパ節を取るということは、いわばリンパ液の“高速道路”を失った状態です。
手術でリンパ管と静脈を繋げたとしても、失った分と同じだけの通り道を作れるわけではないのです。
そのため、術後しばらくすると別の箇所でむくみやだるさ、重さが出る場合があります。

これは再発と言うよりも、一生付き合っていかなければいけない“宿命”のようなものです。
術後、むくみ・だるさ・重さが出た場合には、再度ICG蛍光リンパ管造影と超高周波エコーで確認して、そこに適切なリンパ管・静脈があれば再手術ということになります。

ただし、組織の線維化・硬化が進行しているケースでは十分な効果が望めないため、リンパ節移植や脂肪吸引など別の方法をご案内することもあります。

だからこそ、少ない負担で受けられる“日帰り手術”が重要

経過で2回以上の手術が必要になるケースがある以上、お体への負担の少ない局所麻酔で日帰り手術(リンパ管細静脈吻合手術)は、患者様にとって重要な治療方法だと考えています。

ただし、すべての方で2回以上の手術が必要というわけではなく、1回の手術で良くなることもあります。
これまで弾性ストッキング・スリーブが欠かせなかった方が、術後、外せるようになることもあります。

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